ブタの形をした豚まん

現地の情報

・言語
香港の公用語は中国語(広東語がメイン)と英語の2つです。
日本からの観光客が多い国のため、観光地やホテルであれば日本語が話せるスタッフがいることや、日本語メニューがあることもありますが、基本的には日本語は通じません。
英語は主要な観光地であればほぼ通じます。ローカルな場所では通じず広東語のみの場合がありますが、香港は日本と同じ漢字文化。広東語がわからなくとも、漢字の筆談でなんとなく意思疎通を図れることも!
言語に自信がない方は翻訳アプリなどを入れておくと安心です。

・気候
香港の年間平均気温は約23℃で高温多湿。四季はありますが、日本に比べて夏が長く冬はわずかです。
5~9月ごろは雨の多いシーズン。夏にあたる6~8月は気温は30℃、湿度は90%を超えます。スコールも頻繁にあるため傘は欠かせません。
また、7~9月は台風が多く発生します。香港では台風が強いとお店が閉まったり、公共交通機関がストップします。台風シーズンに旅行予定の方は、天気予報を欠かさずにチェックしましょう。
ベストシーズンは暑さがやわらぎ雨も少なめになる10~12月。この時期はガスが発生しにくいため夜景もきれいに見ることができます。また、クリスマスイルミネーションに包まれる12月や、赤や金のおめでたい色の装飾で街が彩られる旧正月の時期は、より華やかな香港を見ることができるためおすすめです。

・交通機関
香港は鉄道、タクシー、フェリー、バス、トラムなど、さまざまな交通機関が発達しており慣れない旅行者でも非常に移動しやすいです。
公共交通機関のほとんどが、日本のSuicaのような非接触式ICカード「オクトパス・カード」で利用可能ですので、香港に着いたらまずカードを購入することをおすすめします。
メインの交通手段はMTR(鉄道)。どの路線も本数が多く、ほとんど待ち時間なしに乗車できます。観光地の多くは駅から徒歩圏内にあります。

香港は、大きく九龍半島と香港島の2地域に分けられます。香港島を走る2階建てのトラム(路面電車)は、きっと誰もが一度は見たことがあるでしょう。香港を象徴するレトロな交通機関です。そして九龍半島と香港島間の移動には、ぜひスター・フェリーに乗船してみてください。
歴史あるトラムやフェリーで、移動中も楽しみながら観光することが可能です。

・変換プラグ
香港の電源プラグはBFタイプと呼ばれる角型3本のプラグです。日本のAタイプの電源プラグは使用できないため、日本から電化製品を持って行く場合は変換プラグが必要です。
電圧は220Vと日本より高くなっていますが、最近の電化製品は世界各国の電圧に対応した製品が多く、スマートフォンやカメラといった一般的な旅行で使う電化製品には基本的に変圧器は必要ありません。

テーブルの上のケーキ、ラテ

渡航のための情報

・VISA
日本のパスポート保持者は、90日以内の観光滞在の場合はVISAは不要です。
※詳しくは香港入境事務局のサイトをご確認ください。
※時期によって追加で申請が必要になることがありますので、渡航前に必ず最新の必要手続きをご確認ください。

・持ち物
歩きやすい靴- 海と山に囲まれた香港島は坂道がたくさんあります。香港島側を観光する日は、歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。

羽織り物 - 室内では冷房が強めに効いている香港。なんと冬でも、除湿を兼ねて冷房がかけられていることがあります。羽織り物を1枚持ち歩いていると安心です。

エコバッグ - 香港ではレジ袋が有料です。現地でお金を払ってレジ袋を買うことはできますが、環境のためにもエコバッグの持参をおすすめします。

・その他注意事項 CBDについて
日本ではリラックス効果があるとして近年注目を集めているCBDオイル。その主成分であるカンナビジオール(CBD/Cannabidiol)は香港では危険ドラッグに分類されています。
香港ではCBDを含む製品の持ち込みは禁止されていますので、旅先や機内で眠れるよう旅行時にCBDオイルを持っていく習慣のある方は注意しましょう。

香港の夜景

まとめ

観光に美食にショッピング、たくさんの見どころに溢れ夜遅くまで楽しむことができる、眠らない街香港。
基本情報を前もっておさえ、持ち物や服装、旅行計画に少しでもお役立ていただけると幸いです。皆さんの香港旅行の参考になりますように。