親子のコアラ

現地の情報

・言語
オーストラリアの公用語は英語です。学校で習う英語とは少々異なり、イギリス英語をベースにアボリジニの言語の影響を受けたオーストラリア英語になっています。
しばしば耳にする「G’day (ゲダイ)」は「Hello」に相当する挨拶。挨拶をされたら、「G'day!」でも「Hello!」でも構いませんのでぜひお返事をしてみてください。
日本語が通じるところはあまりないため、英語に自信がない方はスマホに翻訳アプリなどを入れておくと安心です。

・気候
南半球にあるため日本とは季節が逆になっています。広大な国土を有するオーストラリアは、都市によってまったく違った気候風土を持っていますが、全域を通して年間の降水量は少なめ。
シドニーにははっきりとした四季がありますが、年間の平均気温の寒暖差は少なめで過ごしやすい気候に恵まれています。あえてベストシーズンをあげるなら、暑すぎず寒すぎず雨も降りにくい春(9〜11月)です。
オーストラリア北部のケアンズの季節は雨季(11~4月)と乾季(5~10月)の2つのみ。年間を通して温暖で、冬に相当する乾季でも日中の気温が20℃を下回る日はありません。雨季はスコールが頻発します。ベストシーズンは、晴れる日が多く気温も暑過ぎない、10〜11月です。

砂漠気候に属するエアーズロック(ウルル)の周辺は、年間を通して降雨量が少なく、朝晩の気温差が20℃ちかくあるのが特徴。夏場の最高気温は40℃を超えることも。ベストシーズンは、冬の5~9月頃。特に5月から8月にかけては天気の良い日が多いので、星空を観たい方にはおすすめのシーズンです。

・交通機関
広大なオーストラリア、都市間の移動には飛行機を使うのが一般的です。長距離バスや長距離列車も利用可能。
ケアンズ市内での移動手段は、車(レンタカー・タクシー・Uber)やバスがメインとなります。
シドニーではバス、メルボルンではトラムを中心に公共交通機関が発達しています。
オーストラリアのバスには、乗る際に手をあげて合図をする必要がある、車内アナウンスがない、など日本との違いがありますので注意しましょう。降りるときは運転手へ「Thank you!」とひと声をかけるのがマナーです。

・変換プラグ
コンセント形状は、日本とは異なるハの形をしたOタイプ。日本の電化製品を使いたい場合は変換プラグが必要です。
電圧は240Vと日本より高くなっていますが、最近の電化製品は世界各国の電圧に対応した製品が多く、スマートフォンやカメラといった一般的な旅行で使う電化製品には基本的に変圧器は必要ありません。

カフェの風景

渡航のための情報

・VISA / ETAS
オーストラリアでは、すべての外国人渡航者がVISAを持って入国する必要があります。
観光、知人・家族訪問、出張・業務目的でオーストラリアへ渡航する場合、申請する必要があるVISAはETAS(イータス)。
「オーストラリアETAアプリ」を通して申請し、1度の渡航につき最大で3か月の滞在が認められます。渡航前の申請が奨励されていますので、旅行の計画が決まったら早めに申請しておきましょう。

※詳しくはオーストラリア政府移民局公式サイトをご確認ください。
※時期によって追加で申請が必要になることがありますので、渡航前に必ず最新の必要手続きをご確認ください。

・持ち物
日焼け止め -基本的に紫外線量が非常に多く、年間を通して政府が積極的に紫外線対策を呼びかけるほどです。帽子、サングラスとセットで厳重な対策を。外出前に塗るだけではなく、外出中も日焼け止めを持ち歩き、こまめに塗り直しましょう。

UVカット素材の羽織もの - 夏場でも朝晩は冷えることがあり、また室内の冷房も強めですので、羽織るものを1枚常備しておきましょう。紫外線対策と合わせ、UVカット素材の羽織ものを用意しておくと安心です。

歯ブラシ - 現地でも調達できますが、ヘッド部分かかなり大きめです。細かいところまで磨きやすい日本の歯ブラシを持っていくことをおすすめします。

・その他注意事項 体調管理について
オーストラリアは日本と季節が真逆で、気温差に体がついていけず到着後に体調を崩してしまう人もみられます。
また、大自然の中でのアクティビティが豊富ですが、普段運動をする習慣のない人は、無理をすると怪我などのアクシデントを起こしてしまう可能性も。せっかくのオーストラリア旅行、体調管理を万全に、安全に楽しみましょう。

グレートバリアリーフ

まとめ

大自然のエネルギーをたっぷり感じることができる、絶景の宝庫オーストラリア。
基本情報を前もっておさえ、持ち物や服装、旅行計画に少しでもお役立ていただけると幸いです。
皆さんのオーストラリア旅行の参考になりますように。