ツーリングする時に便利な「ツーリングスポット」を紹介する連載企画。

今回は九州エリアの『無料の足湯・5選』をお届けします!

九州エリアは本州ライダーが羨む「オモシロ足湯」がいっぱい!

出典:PhotoHITO

バイクに乗って遠出したいと思っても、どこへ走りに行ったらいいのか結構悩みますよね。

そんな時は「ひとつの目的地」や「行ってみたい場所」を決めるとルーティングがしやすくなります。

例えば、バイクで走った後のご褒美として「温泉」や「足湯」に浸かりたい! とかでも全然OK!

そこで今回は、九州エリアから行きやすい温泉街にある『無料の足湯』を紹介します!

【熊本県】夜はライトアップもされる玉名温泉の源泉掛け流し湯『しらさぎの足湯』(玉名市)

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熊本県・玉名温泉の中心部に位置し、立願寺公園内にある『しらさぎの足湯』。

公園内に作られた屋根付きの施設に、川池のように湛える温泉は約41℃の源泉が無料で楽しめます。

出典:九州観光推進機構

泉質の効能は間接リウマチ、神経痛、皮膚病などに効果があり、新陳代謝を促して自然治癒力や免疫力を高めてくれます

もともとあった温泉旅館の跡地を再利用した足湯施設なので、源泉掛け流しの本格温泉が楽しめます。

付近に駐車場もあり夜はライトアップもされるので、22時まで利用可能なのも嬉しいところ!

入浴料:無料

利用時間:ライトアップは夜10時まで(年中無休)

問:玉名市 建設管理課 TEL:0968-75-1124

http://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/429/563.html

【鹿児島県】桜島を眺めながら湯に浸かれる絶景足湯『桜島溶岩なぎさ公園 足湯』

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鹿児島県の桜島港から徒歩で約5分の場所にある『桜島溶岩なぎさ公園 足湯』。

眼前に広がる錦江湾の景色も綺麗ですが、この足湯の特徴は、日本最大級の長さを誇る全長約100mの川のような足湯に浸かれること。

間近に見える「桜島」を眺めながら足湯に疲れる無料の施設で、旅の疲れを癒せます。

出典:PhotoHITO

泉質はナトリウム塩化物泉が含まれた天然温泉かけ流しになっていて、泉の温度も約42℃と程よい温かさ。

この温水は地下1000mから湧出する天然温泉で、赤褐色の湯となっています。

出典:鹿児島観光コンベンション協会

広い芝生もある公園もあり、屋根付きのあずま屋やパラソルベンチ、二人掛けの椅子などの施設も充実。

タオルを持っていなくても、近くの桜島ビジターセンターで購入できるので安心です。

入浴料:無料

利用時間:入園自由、足湯は9:00〜日没

問:観光交流センター TEL:099-298-5111

http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000677.html

【大分県】鉄輪で「蒸して」温められる足蒸し『別府鉄輪温泉 鉄輪むし湯』

出典:Pixta

「おんせん県」を掲げている大分県は、源泉数が世界一ということでも知られ、至るところに無料で入れる足湯や足蒸しが点在しています。

別府温泉で有名な大分県・別府市にある『別府鉄輪温泉 鉄輪むし湯』には、足湯とはちょっと異なる「足蒸し」が名物になっています。

“鉄輪(かんなわ)の足蒸し”とは足を温泉に浸けるのではなく、温水の水蒸気で「足を蒸して温める」というユニークな施設。

鉄輪温泉街中心部にある「鉄輪むし湯」の付帯設備で、屋根付きの豪勢な施設が無料で利用できます。

鉄輪温泉は源泉から沸き立つ湯気を利用した「蒸し料理」が有名ですが、この効果を身体や足を温めるのに応用しているのが「鉄輪むし湯」です。

足蒸しの入り方は、木でできた椅子に座って、膝から下を湯気の出ている穴の中に入れ、上から足型の木箱(蓋)をします。

足をお湯に浸けるのではなく、温水の水蒸気で“足を蒸す”ことで、徐々に身体までほっこり温まります。

全身から汗が出てくるほどなので、新陳代謝やダイエットにも効果があります。

別府エリアのツーリング時には、鉄輪の足湯と足蒸しを同時に体験してみてはいかがでしょうか。

入浴料:無料

利用時間:6:30~19:30 定休日:第4木曜(祝日の場合は翌日休)

問:鉄輪むし湯 TEL:0977-67-3880

https://www.city.beppu.oita.jp/sisetu/shieionsen/detail11.html

【長崎県】日本一長い!全長105メートルの足湯『小浜温泉足湯 ほっとふっと105』

出典:PhotoAC

長崎県の雲仙市にある『小浜温泉足湯 ほっとふっと105』では、日本一長い足湯が無料で楽しめます。

鹿児島県の「桜島溶岩なぎさ公園 足湯」の100mよりも長い105mで、腰掛け足湯や蒸し釜、ペット足湯などの施設も充実。

出典:PhotoAC

また、足湯の底に埋め込まれた小石で足つぼを刺激しながら歩ける「ウォーキング足湯」があることでも有名。

橘湾に沈む夕日を見ながら浸かる足湯はなんとも贅沢な気分にさせてくれます。

入浴料:足湯無料、蒸しカゴレンタル30分200円(大)

利用時間:4月~10月/8時30分~19時(蒸し釜は18時30分まで)
11月~3月/8時30分~18時(蒸し釜は17時30分まで)

問:小浜温泉観光協会 TEL:0957-74-2672

https://obama.or.jp/

【長崎県】足はもちろん“腕も”温められる『平戸温泉 うで湯・あし湯』

出典:九州観光推進機構

長崎県平戸市の平戸桟橋バス停のすぐ近くにある『平戸温泉 うで湯・あし湯』。

平戸温泉のヌルヌルとした肌触りは、美肌効果があるといわれており、別名「美人の湯」として親しまれています。

出典:九州観光推進機構

こちらの施設は足湯だけでなく、手を入れて温めることができる、全国的にも珍しい「うで湯」があることでも有名。

平戸温泉の源泉掛け流しにも関わらず、無料で楽しむことができます。

出典:九州観光推進機構

手脚を同時に温められるので、服を脱がなくてもまるで温泉に浸かっているような気分が味わえます。

温泉の温度は40℃〜42℃の程よい温度に設定されていて、観光客を中心にたくさんの人が利用するほどの人気スポットになっています。

入浴料:無料

利用時間:8:00~21:00

問:平戸市観光課 TEL:0950-22-4111

https://www.city.hirado.nagasaki.jp/kurashi/life/process/dl/kanko/index.html

いかがでしたか?

これらは九州エリアの中でも屈指の温泉街にある足湯です。

是非いち度、バイクで走りに出かけてみてくださいね!

【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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