ツーリングする時に便利なスポットを紹介する連載企画。今回は関西・近畿エリアの『無料の足湯・5選』をお届けします!

「温泉」や「足湯」に浸かって楽しむ“湯めぐり”ツーリング

「ツーリングに行きたい!」けど、まずはどこへ走りに行ったらいいか分からない……。

そんな時、スムーズにツーリングルートを組み立てやすくするために、まずは「ひとつの目的地」を決めると良いでしょう。

例えば、バイクで走った後のご褒美として「温泉」に浸かりたい!とかも最高ですね。

確かに「温泉」に入るのも最高ですが、入浴後に湯冷めが心配なら「足湯」がいいかもしれません。

そこで今回は、関西・近畿エリアから行きやすい温泉街にある『無料の足湯』を紹介します!

【滋賀県】琵琶湖一周ツーリングの際に利用したい『大津市おごと温泉観光公園』

出典:大津市おごと温泉観光公園

滋賀県の琵琶湖西南のほとりに位置する有名温泉街の「おごと温泉」。

その「おごと温泉観光公園」内にある公共の足湯がこちら。

入浴は無料なので、琵琶湖一周ツーリングの際は是非訪れてみたい足湯です。

出典:大津市おごと温泉観光公園

泉質はpH値9.0の値を持つ高いアルカリ性単純温泉で、刺激の少ない肌に優しい温泉です。

大阪からでも片道約1時間とアクセスは抜群で、気軽に日帰りでツーリングも可能な温泉地です。

入浴料:無料

開園時間:8:00~18:00(臨時に変更される場合があります)
休館日:12月30日~1月1日(メンテナンスによる不定休あり)

問:大津市おごと温泉観光公園 TEL:077-578-3750

https://www.ogotoonsen.com/spot/kanko-koen/

【奈良県】生駒の山々を見渡せる展望足湯『歓喜乃湯』

出典:生駒市観光協会

こちらは奈良県生駒市にある無料の足湯が「歓喜の湯」です。

湯船は見た目より大きく、縦7.6m、横2.8m、深さ30cmのS字の形をしているのが特徴。

生駒の山並を見渡せる展望台になっていて、施設やトイレなどもしっかり完備されています。

出典:生駒市観光協会

駐車場も完備されており、足湯も駐車代も無料になっています。

ユニークなのは、近くに温泉の“自動販売機”があること。(100リットル100円)

あまり現実的ではないですがポリタンクなどをバイクに積載できれば(笑)温泉を持ち帰ることもできるかも?

入浴料:無料

開園時間:10:00~18:00(臨時に変更される場合があります)

問:生駒市観光協会 TEL:0743-74-1111

https://www.city.ikoma.lg.jp/0000002287.html

【和歌山県】千畳敷の南海岸にそそり立つ断崖の足湯『三段壁足湯』

出典:白浜観光協会

和歌山県の南紀白浜エリアに位置し、太平洋を一望しながら足湯に浸かれる「三段壁足湯」。

「三段壁(さんだんべき)」とは、和歌山県の西牟婁郡白浜町にある自然景勝地で、高さ50mほどの海食崖が見ものです。

その内部には約200mにも及ぶ洞窟「三段壁洞窟」があり、南紀白浜ツーリングの名所になっています。

2014年にオープンした比較的新しい足湯で、タオルなどは三段壁の売店でも販売されています。

入浴料:無料、三段壁洞窟:大人1300円

開園時間:9:00~16:30(臨時に変更される場合があります)無休(雨天休業)

問:問:南紀白浜観光協会 まちなか総合案内所 しらすな TEL:0739-43-5511

http://www.nankishirahama.jp/

【大阪府】自然の森の中で足湯に浸かれる万博記念公園『森の足湯』

出典:万博記念公園

1970年に大阪万博博覧会が開催された時に作られた「万博記念公園」内にある『森の足湯』。

その公園内の間伐材を燃料にして湯を沸かしているので、人も地球もほっこりするエコな足湯施設です。

広大な自然文化園を散策した後は、森林浴をしながらの足湯が楽しめる人気スポットのひとつです。

入浴料:無料(足湯は10分間の入替制あり)
入園料:別途、タオル:200円

開園時間:10:00~16:00、水曜日(祝日除く)
※新型コロナウイルス感染防止につき、臨時に変更される場合があります。

問:特定非営利活動法人 里山倶楽部 TEL:06-4862-6314

https://www.expo70-park.jp/facility/nature/nature-05/

【淡路島】足湯が渦を巻く!?『足湯・うずのゆ』

出典:淡路島観光協会

兵庫県淡路島に位置する「道の駅 福良」内にある足湯施設「足湯 うずのゆ」。

鳴門海峡の世界一の“うずしお”を見るための観潮船が出ている南あわじ市福良港(うずしおドームなないろ館隣)も近く、ツーリングの疲れを癒すのにぴったりの足湯です。

潮崎温泉の泉質はナトリウム炭酸水素塩温泉で神経痛や筋肉痛、関節痛、疲労回復などに効果があるとのこと。

出典:淡路島観光協会

鳴門海洋の渦潮をモチーフに、本当にうずを巻いている珍しい足湯。

福良港を通る観潮船を眺めながら、ゆっくり足湯に浸かってみてはいかがでしょう。

入浴料:無料

開園時間:10:00~17:00(臨時に変更される場合があります)

問:淡路島観光協会南あわじ観光案内所 TEL:0799-52-2336

https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/shoukou/ashiyu.html

いかがでしたか?

これらの施設は関西・近畿エリアの中でも絶景の場所にある足湯です。

是非いち度、バイクで走りに出かけてみてくださいね!

【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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