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第13弾 「ものしり地理・歴史編」登場カード一覧

2021年7月30日12時00分~2021年9月30日3時59分

地域・カード 説明文

北海道

北海道
北海道の冬の風物詩として名高い「流氷」。 1月下旬~3月頃になると、シベリア沿岸部でできた流氷が、季節風や海流に乗って紋別、網走、知床などのオホーツク海沿岸部に広がり、壮大な景色を見ることができます。 流氷を豪快に砕いて進む「流氷砕氷船」などの流氷クルーズが人気です。

青森

青森
日本最大級の縄文集落跡である「三内丸山遺跡」。 土偶や石器、黒曜石などの出土品のほか、豆類や栗などを栽培していたことがわかり、今までにない縄文時代の暮らしが明らかになりました。 地面を掘り込んで床を造り、柱を建てた「竪穴建物跡」などが復元され、縄文時代の「ムラ」を体験できます。 2021年に世界文化遺産に登録されました。

岩手

岩手
全ての生き物を極楽浄土へ導き、平和をもたらすようにと平安時代に建立された「中尊寺」。 国宝である「金色堂」の内陣部分は、内外に金箔が施された「皆金色(かいこんじき)」の阿弥陀堂で、夜光貝の螺鈿細工や象牙、宝石などの装飾によって極楽浄土が表現されています。 当時の姿を残す貴重な国宝です。

宮城

宮城
氷点下まで冷えた過冷却状態の水滴が樹木にぶつかり、凍りついて成長した「樹氷」。 世界的に珍しい自然現象で、日本で見られるのは、宮城県と山形県にまたがる蔵王、青森県の八甲田、秋田県の八幡平のみです。 蔵王の樹氷原では、自生する「アオモリトドマツ」に氷と雪がついた芸術的な樹氷を間近で見ることができます。

秋田

秋田
秋田県の小正月の行事「かまくら」。 雪で作った室(むろ)の中に祭壇を設けて水神様を祀り、その中から子どもたちが、「入ってたんせ(かまくらに入ってください)」「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」といいながら、お参りに来た大人に餅や甘酒をふるまいます。

山形

山形
860年に建立され「山寺」の名で親しまれてきた「宝珠山 立石寺」。 岩の上に立つ開山堂は「立石寺」を開いた慈覚大師の御堂で、側に建つ赤い小さな納経堂には、4年の歳月をかけて写経された経典が納められています。 松尾芭蕉がこの地で詠んだ「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」という句が有名です。

福島

福島
磐梯山の噴火によって流下した泥流の窪地に、水が溜まって生まれた「五色沼」。 火山性物質を含んでいることで、季節や気象条件、角度などによって湖面の色がさまざまに変化することから「五色沼」と名付けられました。 毘沙門沼、弁天沼、瑠璃沼、青沼など80以上の湖沼があり、総称して「五色沼湖沼群」と呼ばれています。

茨城

茨城
江戸時代、水戸藩主の徳川斉昭によって造園された「偕楽園」。 「民と偕(とも)に楽しむ」という願いが込めれ、余暇に心身を休める場として開園されました。 孟宗竹林、吐玉泉、好文亭など斉昭が演出した「陰」と「陽」の世界観を楽しめる、梅の名所としても有名な「日本三名園」のひとつです。

栃木

栃木
日光市街と中禅寺湖などを結ぶ観光道路「いろは坂」。 下り専用の「第一いろは坂」と上り専用の「第二いろは坂」があり、合わせて48カ所の急カーブがあることから「いろは48文字」にちなんで名付けられました。 紅葉シーズンには美しい景色を楽しめるドライブコースとして人気です。

群馬

群馬
群馬県・福島県・新潟県の3県にまたがる日本最大級の湿原「尾瀬ヶ原」。 標高約1400mに位置し、雄大な山々に囲まれた東西約6km、南北約2kmにわたる湿原には希少な動植物の生態系があり、ミズハバショウやニッコウキスゲなど、季節ごとに珍しい高山植物を見ることができます。

埼玉

埼玉
荒川中流域の峡谷「長瀞」。 西岸には長さ約600m、幅約50mにわたり「岩畳」と呼ばれる自然岩石の地形が形成されており、「長瀞岩畳」は、国の特別天然記念物に指定されています。 美しい渓谷を船頭さんのガイドで楽しむライン下りでは、急流スポットで水しぶきがかかるなどスリリングな体験も人気です。

千葉

千葉
66kmにわたる砂浜が弓形に続く太平洋の海岸線「九十九里浜」。 99里は約400kmなので実際の長さとは異なりますが、長く美しい海岸線では、海水浴やマリンスポーツ、海釣りなどのアクティビティが楽しめます。 「九十九里浜」で唯一の温泉地「白子温泉」は、全国的にも珍しいヨウ素を含んだ薄い黄色の湯が特徴です。

東京

東京
東京の玄関口ともいわれる「東京駅」。 1945年の大空襲で駅舎の3階部分とドーム部分が焼失したものの、数回の修復工事を経て、2012年に創建時と同じ3階建ての駅舎へと復原されました。 新しい「丸の内駅舎」は、象徴だったドームや赤レンガの外壁などが美しく再現されています。

神奈川

神奈川
「鎌倉大仏」として広く親しまれている、高徳院の本尊、国宝「銅造阿弥陀如来坐像」。 天災によって大仏殿が倒壊したため、仏像を屋外に安置する現在の「露坐(ろざ)の大仏」になったといわれています。 台座を含めると高さ13.35mで、建立当時は金箔で覆われ金色に輝いていたとされています。

新潟

新潟
佐渡島にある日本最大の金銀山「佐渡金山」。 平安時代から砂金の産地として知られ、江戸時代になると幕府直轄の鉱山となり、小判の製造で幕府の財政を支えたといわれています。 資源枯渇となり1989年に閉山したものの、江戸時代から平成までの約400年間で産出した金は78t、銀は2330tにのぼります。

富山

富山
標高3000m級の山々が連なる北アルプスを横断する山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」。 ケーブルカーやロープウェイ、トロリーバスなどを乗り継いで、黒部ダムや室堂など立山黒部の景勝地を巡ります。 4~6月頃になると、積雪の多い年には高さ20mにもなる巨大な雪の壁に囲まれた「雪の大谷」を歩いて回ることができます。

石川

石川
山の斜面から日本海に面する海岸にかけて、1004枚もの棚田が作られた「白米千枚田」。 田植えの時期には、水面に空や夕日が映り込み、幻想的に棚田を彩ります。 美しい棚田の景観は「日本の原風景」と呼ばれ、2011年に「能登の里山里海」として日本初の世界農業遺産に認定されました。

福井

福井
柱状節理という巨大な柱状の岩が約1kmにわたって海岸線に広がる「東尋坊」。 特徴的な形は、地中で冷え固まったマグマが地表に現れ、長い年月をかけて風や波によって浸食されたもので、地質学的に貴重な国の天然記念物です。 高さ20m以上の断崖絶壁に日本海の荒波が打ちつける大迫力の景観を見ることができます。

山梨

山梨
山梨県と静岡県にまたがる標高3776mの活火山「富士山」。 古くから神が宿る山として信仰され、浮世絵などの芸術に影響を与えたことから、2013年に「富士山」や「富士五湖」など25の構成資産が「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録されました。 「富士山」が湖面に映る景観は「逆さ富士」と呼ばれています。

長野

長野
冬になると結氷した湖面が割れ、氷が盛り上がって筋になる諏訪湖特有の自然現象「御神渡り」。 諏訪湖の周辺には諏訪大社の境内が4カ所あり、上社の「男神」が下社の「女神」に会いに行くための道といわれています。 気象条件で出現しないこともあり、毎年、八剱(やつるぎ)神社の宮司が「御神渡り」の判定をしています。

岐阜

岐阜
1300年前から受け継がれてきた、鵜を操ってアユを獲る伝統漁法「鵜飼」。 かがり火を焚いた船の上で、「鵜匠」が丸呑みできないよう喉に紐を巻いた鵜を操り、アユを飲み込んだ鵜を確認すると、素早く引き上げて魚籠に吐き出させるという漁法です。 毎年5~10月に開催され、川岸や観覧船から伝統の技を楽しむことができます。

静岡

静岡
1943年に発見された、弥生時代の集落跡「登呂遺跡」。 大量の土器や石器などの出土品とともに、住居跡や倉庫跡、水田跡などが見つかり、稲作を行っていたことや火をおこして暮らしていた人々の生活が明らかになりました。 弥生時代の建物や水田が復元され、「ムラ」の中を歩いて当時の暮らしを体験できます。

愛知

愛知
約4000本のモミジが川沿いに続く、豊田市足助町の渓谷「香嵐渓」。 香積寺(こうじゃくじ)の和尚が江戸時代に植樹したことが始まりとされ、「香嵐渓」を流れる巴川沿いの約1kmに11種類のモミジが並びます。 秋には鮮やかな紅葉の下で散策ができ、春に咲くカタクリの花も見どころです。

三重

三重
大小およそ60の島々が浮かぶリアス海岸の「志摩半島」。 英虞湾を望む展望台からは、折り重なるように突き出た半島と小島が織りなす美しい景色を眺めることができます。 伊勢えびなどの新鮮な海の幸が豊富で、穏やかな入り江では昔ながらの方法で海女たちがあわびを獲る漁が行われています。

滋賀

滋賀
京都と滋賀の県境にあり、琵琶湖を眼下に望む「比叡山」。 この地に「一乗止観院(いちじょうしかんいん)」を創建した最澄が、天台宗の総本山「延暦寺」を開きました。 法然上人、親鸞聖人などの名立たる僧が修行をした日本仏教の母山として知られ、「古都京都の文化財」のひとつとして世界文化遺産に認定されています。

京都

京都
798年に坂上田村麻呂によって音羽山に創建された「清水寺」。 本堂は「懸造り(かけづくり)」という日本の伝統工法によって急峻な崖に建てられ、釘は1本も使われていません。本堂から張り出た桧舞台の高さは約13m。 「清水の舞台から飛び降りる」ということわざが、「思い切って大きな決断をすること」のたとえとして使われています。

大阪

大阪
1970年に開催された「日本万国博覧会」跡地にある緑豊かな「万博記念公園」。 日本庭園と自然文化園があり、大人も子供も楽しめるレジャースポットになっています。 高さ約70mの「太陽の塔」は芸術家の岡本太郎がデザインしたもので、「日本万国博覧会」の会場では、シンボルとして人々を迎えていました。

兵庫

兵庫
効き目の異なる「金泉」と「銀泉」を楽しむことができる日本最古の温泉「有馬温泉」。 赤茶色の「金泉」は鉄分や塩分、無色透明の「銀泉」は炭酸やラドン泉が含まれています。 豊臣秀吉が入湯して戦の疲れを癒したとされ、秀吉にちなんで命名された「太閤橋」周辺には情緒豊かな温泉街が広がります。

奈良

奈良
東大寺の大仏殿に安置されている高さ約15mの本尊、国宝「盧舎那仏(るしゃなぶつ)坐像」。 東大寺は奈良時代に仏教の力で国を守ろうと考えた聖武天皇によって建立されたもので、752年に大仏開眼供養が行われました。 本尊は親しみを込めて「奈良の大仏さん」と呼ばれています。

和歌山

和歌山
平安時代に弘法大師・空海によって開かれた真言宗の聖地「金剛峯寺」。 高野山には100以上の寺が集まっており、山全体がひとつのお寺「総本山金剛峯寺」と考えられ、世界文化遺産に登録されています。 左右に金剛力士像が安置された高野山の総門「大門(だいもん)」は高さ約25mと圧巻です。

鳥取

鳥取
標高約900mの三徳山にある山岳寺院「三徳山三佛寺」。 その奥院である国宝の「投入堂」は、垂直に切り立った断崖絶壁に建てられており、険しい登山道を通って参拝します。 修行者が山のふもとでお堂を作り、法力で小さくして断崖に投げ入れたという伝説が、「投入堂」という名前の由来となっています。

島根

島根
“だいこくさま”として知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る「出雲大社」。神楽殿にある「大注連縄」は長さ約13m、重さ5.2tという大きさで有名です。 10月を「神無月」と呼ぶのは、旧暦の10月に全国の神々が出雲大社に集まり、地元を留守にするからという神話に基づいており、出雲では10月を「神在月」と呼びます。

岡山

岡山
江戸時代に岡山藩主の池田綱政が安らぎの場として造った回遊式庭園「岡山後楽園」。 水戸の偕楽園、金沢の兼六園と並ぶ日本三名園のひとつで、国の特別名勝に指定されています。 約4万坪の広大な敷地には沢の池、唯心山など美しい風景が広がり、背景に見える岡山城がさらに風情を引き立てています。

広島

広島
チェコの建築家によって建てられたヨーロッパ風の建築物であり、戦争当時の姿を残す「原爆ドーム」。 1945年に広島に投下された原子爆弾でほぼ全壊したものの、残った一部が「原爆ドーム」として保存されてきました。 1996年に世界文化遺産にも登録され、核兵器の廃絶と平和の大切さを後世へ伝えるシンボルとなっています。

山口

山口
岩国市の錦川に架けられた、五連のアーチを描く木造の橋「錦帯橋」。 「洪水などで流されない橋を造りたい」という願いから、江戸時代に藩主の吉川広嘉によって創建されました。 その後も自然災害や老朽化によって架け替えを重ねましたが、木造にこだわった300年前の技術や美しさが今も受け継がれています。

徳島

徳島
奈良時代に建立されたとされる高野山真言宗の寺院「霊山寺」。 四国全県に点在する四国八十八ヶ所霊場(弘法大師ゆかりの八十八ヶ所の寺)の第1番札所として知られています。 札所の寺院に読経や写経を奉納しながら巡礼する修行者は「お遍路さん」と呼ばれ、すべて参拝すると煩悩が除かれ、八十八のご利益・功徳が得られるといわれています。

香川

香川
瀬戸内海に浮かぶ周囲144kmほどの島「小豆島」。 オリーブ栽培が有名なほか、400年の歴史を誇る醤油製造や、佃煮づくりなどの食文化があります。 映画のロケ地にもなった「エンジェルロード」は、1日2回の干潮時に海の中から現れる砂の道で、その神秘的な現象から、大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うという人気スポットです。

愛媛

愛媛
日本最古の温泉のひとつといわれている「道後温泉」。 「道後温泉本館」は、木造3階建ての日帰り温泉施設で、現在の建物は1894年に改築されました。 数度の増改築を繰り返しながら、1994年には国の重要文化財の指定を受け、今も現役の公衆浴場として親しまれています。 館内に「神の湯」「霊の湯」と休憩室があります。

高知

高知
全長196kmにわたる四国最長の清流「四万十川」。 シーズンになると、渓流釣り、キャンプ、カヌーなどのレジャーが楽しめます。 標高1336mの不入山が源流で、上流から下流にかけて多く見られる「沈下橋」は、欄干がないため流木などが引っかからず川の氾濫を防ぐとされています。生活の場でありながら四万十川の風物詩となっています。

福岡

福岡
島全体が宗像(むなかた)大社のご神体として崇拝されてきた、神宿る島「沖ノ島」。 九州本土から約60kmほど離れた島で、入島を制限するなどの厳しい禁忌の慣習が人々の間で守られてきたため、古代祭祀の遺跡が現代まで受け継がれてきました。 貴重な法納品なども発掘され、2017年に世界文化遺産に登録されました。

佐賀

佐賀
江戸時代に佐賀藩の領主によって御船山の断崖下に造られた、15万坪の広大な池泉回遊式庭園「御船山楽園」。 造園にあたり、京都から招いた狩野派の絵師に完成予想図を描かせ、3年の歳月をかけて完成したといわれています。 すり鉢状の「つつじ谷」には、春になると20万本のつつじが咲き、美しい景観を楽しむことができます。

長崎

長崎
幕末期に長崎居留地内に外国人のために建設された、国宝「大浦天主堂」。 現存する国内最古の教会で、中世ヨーロッパ建築に代表されるゴシック様式を用いています。 キリスト教が禁じられている中で信仰を続けた「潜伏キリシタン」の伝統を物語る貴重な建築物として、世界文化遺産に登録されています。

熊本

熊本
阿蘇五岳を中心にした東西にのびる連山「阿蘇山」。 広い意味では周囲を取り囲む外輪山なども含めて「阿蘇山」と呼び、10万年前の火山活動で生まれた外輪山は、南北25km、東西18km、周囲128kmもあり、火口原には約5万人が生活しています。 阿蘇五岳のひとつ「中岳」では、激しく噴煙を噴き上げる火口を見ることができます。

大分

大分
別府市内の8つの代表的温泉地「別府八湯」の中心となる「別府温泉」。 多くの温泉が湧出し、その数は日本一ともいわれています。 源泉を巡る「別府地獄めぐり」は人気の観光コースで、「血の池地獄」では、高温・高圧な地中で化学反応を起こした酸化鉄などを含んだ赤い熱泥が、池を赤く染める地獄さながらの風景が見られます。

宮崎

宮崎
阿蘇山の噴火による火砕流が冷え固まり、長い間に侵食されてできた断崖の峡谷「高千穂峡」。平均約80mの柱状節理と呼ばれる断崖が東西に7kmほど続き、「五箇瀬川峡谷」として国の名勝・天然記念物に指定されています。 峡谷内には落差約17mの「真名井の滝」があり、その迫力と神秘的な美しさから日本の滝百選にも指定されています。

鹿児島

鹿児島
貴重な植物が自生し、日本で初めて世界自然遺産に登録された「屋久島」。 1年を通して約20℃と温暖で雨が多く、標高500mを超える山地に自生している杉のうち、樹齢1000年を超える杉を「屋久杉」と呼び、最長老の「縄文杉」は樹齢2000~7200年といわれています。世界的に珍しいウミガメの産卵地としても有名です。

沖縄

沖縄
透明度の高い青い海と白い砂浜のコントラストが美しい石垣島の景勝地「川平湾」。 底がガラス張りになっているグラスボートに乗船して、美しいサンゴ礁の海を楽しむことができます。 湾内では、大正時代から黒真珠の養殖が行われてきました。 夜には、84もの星座を見ることができるという石垣島の美しい星空が広がります。
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