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全47種類のカードが登場!
第7弾 「郷土料理」登場カード一覧

2020年7月31日12時00分~2020年9月30日3時59分

地域・カード 説明文

北海道

北海道
北海道では羊毛をとるための羊を食べやすいように改良し、ラム肉がよく食べられています。 たれにつけこんだラム肉を、中央が丸く盛り上がったジンギスカン鍋で焼いて食べる「ジンギスカン」は、中央で肉を焼くと鍋のふちに肉汁が集まり、一緒に焼いた野菜なども味つけされます。 生肉を「つけだれ」で食べることもあり、日常的にラム肉が親しまれています。

青森

青森
鶏肉などでとったスープに、季節の野菜やきのこなどを入れて、小麦粉と塩で作った南部せんべいを割り入れて煮込みます。 このせんべいはせんべい汁用に造られたもので、煮込んでもとけにくく、モチモチとした太めのうどんのような食感です。 スープとせんべいの相性も抜群で、県南地域にはせんべい汁が食べられる店が多くあり、店ごとに食べ比べが楽しめます。

岩手

岩手
小麦粉を水でこねてねかして薄く伸ばしたものを手で引きちぎり(ひっつみ)、季節の野菜とともに主に醤油味のだしで煮込む料理です。 具やだしは、季節や地域によって様々で、川魚や川のカニ、鶏肉、きのこなどを用います。 なめらかで喉ごしの良い「ひっつみ」は、地域によって「とってなげ」、「はっと」、「きりばっと」とも呼ばれ、ふるさとの味として親しまれています。

宮城

宮城
サケを三枚におろし、煮汁(醤油・酒・みりん・砂糖)でさっと煮ます。 このサケの煮汁で炊いたご飯の上に、サケとイクラをのせ、刻みのりなどを添えて食べるサケの親子丼です。 サケの漁が盛んだった亘理荒浜地方の漁師が考案したと伝わっています。 「はらこ」とはイクラをさす東北地方の方言で、「はらこ飯」は全国的にも駅弁としても高い人気があります。

秋田

秋田
独特の手延べ製法で作られた細い干しうどんで、ゆで上がりが早く、コシの強さとツルツルとした喉ごしが特徴です。 寛文五年(1665年)に、稲庭吉左ヱ門がその独特な製法を確立したとされます。 古くは秋田藩の贈答品に用いられ、高級品として知られていました。 現在では家庭や飲食店にて年間を通じ食べられています。

山形

山形
里芋やこんにゃく、ねぎ、きのこ類、季節の野菜などを主な具材とした鍋料理で、収穫祭や地域交流の場として屋外で大きな鍋を囲む「芋煮会」は300年程前より行われ、山形県の風物詩となっています。 里芋、こんにゃく、ねぎなどと一緒に、豚肉を使う味噌味の庄内風、山形県産の牛肉を使う醤油味の内陸風など、地域により味付けは異なります。

福島

福島
ホタテの貝柱でだしを取り、豆麩、にんじん、しいたけ、里芋、キクラゲ、糸こんにゃくなどを加え、薄味に味を調えたお吸い物です。 会津藩のごちそう料理で「かいつゆ」とも呼ばれ、会津塗りの椀でいただきます。 現在も、正月や冠婚葬祭など特別な日のおもてなし料理で、「おかわりを何杯してもよい」という習慣があり、材料の数は奇数が縁起がよいとされています。

茨城

茨城
茨城県沖では古くからあんこう漁が盛んで、あんこう鍋以外にも様々なあんこう料理が存在します。 あんこうは骨以外すべて食べることができ、部位により様々な食感を楽しめます。 まな板でさばきづらいあんこうは、つるして回しながらさばく「つるし切り」で調理されます。 近年では「茨城あんこう」のブランド化も進められています。

栃木

栃木
サケの頭、煎った大豆、鬼おろしでおろした大根とにんじん、油揚げなどの材料を鍋で煮込み、最後に酒粕を入れて醤油などで味を整えます。 栄養豊富な保存食として、旧暦2月の初午の日に稲荷神社に赤飯と共に供えられ、無病息災・破魔招福を祈る行事食です。 鎌倉時代初期から作られていたとも言われ、現在でも栃木県の飲食店や各家庭で作られています。

群馬

群馬
幅広の生麺を里芋、季節の野菜などをたっぷりの汁で煮込んだとろみのある料理です。 味は味噌味か醤油味で、地域によっては「煮ぼうとう」、「おきりこみ」とも呼ばれています。 昔、養蚕農家の女性たちが、栄養バランスに優れ手早く大量に作れる料理として作り始めたのが発祥と言われています。 今では各家庭で作られ、おふくろの味として愛されています。

埼玉

埼玉
まんじゅうの周りに赤飯をまぶした様子が、栗のいがのように見えることからその名がつけられたと言われています。 お祝いのごちそうや農作業の合間のおやつとして、北埼玉地域に古くから伝わる農家の味。 現代でも地域のお祭りやお祝いの席などでよく作られており、家庭においては、子供たちのおやつとして食べられています。

千葉

千葉
のりや玉子焼きに酢飯を伸ばし、かんぴょう、しいたけ、にんじんなどを巻いて作る太巻き寿司。 花や動物など、様々な絵柄を色鮮やかに描き出すのが特徴です。 現在も冠婚葬祭やもてなしの席など、人が集まる時に食されています。 食育活動の一環として太巻き寿司の講習会が開かれ、その巻き方が受け継がれています。 子供たちのお弁当としても人気です。

東京

東京
江戸時代、深川(現在の江東区)は海に面しておりアサリが良く獲れ、漁師が船上で手軽に食べられる栄養補給食として考案したのが始まりです。 アサリやハマグリ、ねぎ、油揚げなどが入った味噌汁をご飯の上にぶっかけて作るもので、深川丼とも呼ばれています。 現在も、江東区の清澄白河や門前仲町あたりの料理店で漁師の味が受け継がれています。

神奈川

神奈川
丹沢山地の東端に位置する標高1252mの大山は、古来より信仰の対象であり、頂上の阿夫利神社には「八咫の鏡」が祭られています。 豊かな自然と良質な水源を有しているため、大山周辺の旅館や店では丹沢山系の水を使って大山豆腐を作って提供しています。 素材となる大豆や趣向にもこだわって、各店で豆腐料理が提供されています。

新潟

新潟
のっぺい汁は全国各地にみられる汁物で、新潟県での味つけは鶏肉や季節の野菜を煮込み、里芋で自然なとろみをつけるのが特徴です。 新潟県では、里芋と並ぶ名産品であるサケやイクラを加えることもあります。 汁物としては珍しく、冷やして食べることも多いです。 各家庭や地域によって具材や味つけも様々で、正月やお盆、冠婚葬祭に欠かせない一品です。

富山

富山
富山湾で獲れるぶりと大根を、醤油、砂糖、だし汁などで甘辛く煮込む料理です。 ぶりは成長に伴って何度も名を変えることから、出世魚といわれ縁起がよいとされています。 富山県の一部の地域では、娘の健康と娘婿の出世を祈願し、娘が結婚した年の暮れに、嫁ぎ先にぶりを贈る風習があります。 ぶり大根は今では全国各地でよく食べられています。

石川

石川
塩漬けにした脂の乗った寒ブリを、同じく塩漬けにしたかぶではさみ、麹(甘酒)に漬けた「なれ寿司」の一種です。 金沢では江戸時代から冬の保存食として食べられており、家庭ごとに様々な味が存在し、ブリではなくサバも用いられます。 現代でも正月の定番料理として、石川県だけでなく富山県などでも盛んに食べられています。

福井

福井
大根おろしとだしをたっぷり使った伝統的なそばです。 江戸時代に非常食としてそばの栽培が始まり、越前産の大根をおろしたものとだしをかけて食べられるようになったことがルーツと言われています。 地域によって、そばに大根おろしを添えたり、だしに大根おろしが混ざっていたりします。 県内にはおろしそばを提供するお店が多く存在し、長寿県の食文化として注目されています。

山梨

山梨
コシが強い太麺で、硬い歯ごたえが特徴の吉田うどん。 味噌や醤油をベースにしたつゆに、にんじん、キャベツ、ごぼう、油揚げ、甘辛く煮た馬肉などが添えられています。 吉田市近郊では稲作が難しく麦が栽培されており、そのため日常的にほうとうやうどんが食べられていたようです。 現在も富士吉田市内には、たくさんのうどん屋があります。

長野

長野
野菜や山菜など旬の食材を炒めて、味噌や醤油で味つけをした具を、小麦粉をこねた皮で包み、焼いたり蒸したりして作られます。 山々に囲まれた信州では、米の代用品としてそばや小麦が栽培されていました。 家庭でも朝食や、お弁当やおやつに、お酒のつまみとして様々な場面で食べられています。 調理法も焼き、蒸かし、揚げと様々です。

岐阜

岐阜
栗の栽培が盛んだった中津川市や恵那市では、昔から栗を使った料理が作られてきました。 なかでも素朴な味わいのおやつ「栗きんとん」は、お土産としても人気があります。 「栗きんとん」は、皮のまま茹でた栗の中身を裏ごしし、砂糖と塩で味つけしたのち、練って茶巾絞りにしたお菓子です。 地元農家が栽培した「超特選栗」を使った名産品なども生まれました。

静岡

静岡
うなぎの蒲焼は、うなぎを開いて骨や内臓を取り除いたものを串に刺し、たれにつけて焼いたものです。 うなぎの焼き方では、蒸さずに香ばしく焼く関西風、一度蒸してから焼く柔らかい関東風があります。 静岡県の浜名湖は明治時代よりうなぎの養殖地として有名で、蒲焼きの他にも、たれをつけないで焼く白焼き、佃煮、うな丼、うな重など、色々なうなぎ料理があります。

愛知

愛知
徳川家康生誕の地である岡崎市は、全国的に有名な八丁味噌の生産地です。 その八丁味噌とかつおだしで作った濃い汁に、硬めの太いうどんを入れて土鍋で煮込んだ料理です。 具材には、鶏肉、油揚げ、卵、ねぎなどが入り、栄養バランスにも優れています。 八丁味噌は生活に欠かせない調味料であり、味噌カツや豆腐田楽などの料理でも親しまれています。

三重

三重
軟らかく煮た極太のうどんに、たまり醤油やかつお節などのだしを入れた濃厚で甘めのつゆを絡め、混ぜながらいただくうどんです。 江戸時代以前より伊勢周辺の農民が食べていたうどんをアレンジしたのが、伊勢うどんのはじまりと言われており、お伊勢参りの参拝客に振舞われたことで伊勢名物として定着しました。 地元の家庭でも日常的に食べられています。

滋賀

滋賀
冬に琵琶湖に飛来してくるマガモを、豆腐、ねぎ、白菜などと一緒に煮込む鍋料理です。 マガモは長い距離を飛来して身が引き締まり、冬の寒さから身を守るために脂が多く乗っており、しっかりとした歯ごたえと脂身の甘さが特徴です。 元々は魚用の網にかかったカモを食していましたが、現在では冬季に限り猟が許されています。マガモを飼育しているところもあります。

京都

京都
京都の漬物は野菜本来のうま味を生かした、薄味であっさりとした味わいが特徴です。 薄く切った聖護院かぶら、昆布、唐辛子を樽で漬けた「千枚漬け」、なすやみょうがをしそと塩で漬けた「しば漬け」、「壬生菜漬け」、上賀茂の特産すぐきを使った「すぐき漬け」など。 香りや色合いも大切にして、伝統的な製法で作られた漬物は京都ならではの美味しさです。

大阪

大阪
四角い木の型に酢飯を入れ、その上にエビや魚の切り身などの具を重ねて詰め、押しながら形を整えて作ります。 明治時代にサバなどを材料にしたバッテラと呼ばれる押し寿司が普及し、タイやエビ、アナゴなど高級食材の押し寿司が考案されると、箱寿司として人気を呼びました。 仕込みに手間がかかるため提供する店は減りましたが、伝統技術と味は受け継がれています。

兵庫

兵庫
瀬戸内海沿岸では毎年2月末頃から1ヶ月程度、「いかなご新子(しんこ)漁」が行われます。 この時に獲れた体長3~4cmの新子(幼魚)を醤油や砂糖、みりん、しょうがなどで甘辛く炊き上げたもので、見た目が古釘に似ていることから「くぎ煮」と名づけられたと言われています。 各家庭でも作られており、お土産としての人気も高いです。

奈良

奈良
1200年以上前から小麦の栽培が盛んな三輪(みわ)地域で作られており、江戸時代に入ってから伊勢参りの人たちの間で広まって全国的に有名になりました。 山から吹き下ろす冷たい風で乾燥させるために、冬にそうめんを干す風景は三輪地方の風物詩です。 冬は温かいにゅうめんで、夏は季節の具をのせて冷やし素麺で、大和地方では一年中食べられています。

和歌山

和歌山
熊野地方で栽培が盛んな高菜の漬物の葉で、ごはんを包んだものです。元々は、山仕事や畑仕事の合間に食べる弁当として作られていた郷土食でした。 「目を見張るほど大きな口を開けて食べる」あるいは「目を見張るほど美味しい」ということから名づけられたなど諸説あり、昔は手短に食べ終えられるように大きく作られていました。 お土産や駅弁としても有名です。

鳥取

鳥取
あご(トビウオ)で作られるちくわで、「あごちくわ」「あごのやき」とも言われています。 あご漁は5月から7月が旬で、田植えが終わった後のごちそうとして、あごの刺身やあごちくわが食べられていました。 工場生産が主流ですが、焼きの工程は職人による熟練の技術が必要です。 鳥取県の西部と島根県でも作られており、お土産品としても人気です。

島根

島根
宍道湖で獲れる黒くて粒の大きいヤマトシジミを使った汁物です。 十分に砂抜きをしたシジミを火にかけアクを取ってから、すまし汁や味噌汁でいただきます。 宍道湖は汽水湖(海水と淡水が混在している湖)で、魚介類が豊富なことで知られています。 宍道湖のシジミは日本全国のシジミ漁獲量の上位を占め、美味しいシジミの名産地となっています。

岡山

岡山
ママカリとはニシン科の魚で正式名は「サッパ」という小魚です。 ママカリという名は、おかずにしたらママ(ご飯)が足りなくなり、隣の家に「ママ」を「カリ(借り)」に行くほど美味しいということに由来します。 岡山県沖ではママカリが多く水揚げされ、寿司の他にも酢漬け、焼き魚、唐揚げなど、多くのママカリ料理が根づいており、駅弁としても有名です。

広島

広島
広島県では、室町時代からカキの養殖が行われていたと伝わり、現在では全国一の生産量を誇っています。 味噌を鍋の内側に土手のように塗り、その中でカキや豆腐や野菜を煮込む「カキの土手鍋」は、食べる時に味噌の土手を崩しながら味を調整するのが特徴です。 県内では、土手鍋だけでなく、様々なカキ料理がお店や家庭で親しまれています。

山口

山口
3000年以上前の貝塚でふぐの骨が出土しているほど古くから食べられており、県内では幸福の「福」にかけて、縁起をかつぎ「ふく」と呼ばれています。 豊臣秀吉によって「ふぐ食禁止令」が出されましたが、山口県出身の初代総理大臣の伊藤博文が禁止令を解き、また食べられるようになりました。 ふぐちり、刺身、雑炊など様々なふぐ料理が食べられています。

徳島

徳島
三好市祖谷地方の名物で、ごうしゅういもと呼ばれる地元のじゃがいもや、里芋、そば団子、岩豆腐、玉こんにゃくなどを串に刺して、味噌だれをつけて炭火で焼いたものです。 焦げないように、ふうふう吹きながら串を回す様子が、伝統芸能の阿波人形浄瑠璃の木偶(でこ)人形の頭をまわしているように見えたのが名前の由来と言われています。

香川

香川
コシの強さが特徴の讃岐うどんは、ざる、ぶっかけ、釜揚げ、季節の野菜が入ったしっぽくなど、様々な食べ方で親しまれています。 雨が少なく温暖な気候の香川県では、昔から良質な小麦と塩が作られており、だしに使われるいりこ(カタクチイワシ)や醤油などの食材に恵まれ、うどん作りが定着していきました。 県内には多くのうどん屋があり人気となっています。

愛媛

愛媛
愛媛県の近海で獲れる新鮮な小魚(ホタルジャコ等)を骨ごとすり身にして、小判型に形を整えて油で揚げたもので、魚のうま味がつまった風味豊かな味わいです。 発祥は諸説ありますが、16世紀に魚のすり身を揚げものが沖縄から大分を経由して伝わったと言われています。 また、「じゃこ天」の名前の由来は「雑魚(ざこ)天)」から変化したとされています。

高知

高知
高知県の宴席料理として有名な皿鉢(さはち)料理は、県内で獲れた食材、刺身、寿司などを大きな皿に豪快に盛り合わせたもの。 もともとは神事の供え物とされ、お下がりを分けあって食べたことが発祥と伝わっています。 客ともてなす側がともに皿鉢を囲み、食べたいものを好きなだけ食べる皿鉢料理は、食材が豊富な高知県ならではのおもてなし料理です。

福岡

福岡
鶏肉、里芋、こんにゃく、根菜類などの煮物で、祝い事には必ず作られます。 名前の由来は複数あり、博多の方言である「がめりこむ(寄せ集める)」や、「どぶがめ(スッポン)」を調理した「亀煮」からきたという説などがあります。 福岡県北部は「筑前国(ちくぜんのくに)」と呼ばれていたことから「筑前煮」とも呼ばれ、全国的にも有名です。

佐賀

佐賀
収穫を感謝する伝統行事「おくんち」が開催される秋には、地元で採れた野菜、栗、魚などが出回ります。 家庭では栗おこわを始めとした祭り料理が用意され、伊万里では栗おこわを「栗強飯(こわい)」と呼び、「おくんち」に訪れた客への土産の定番でした。 有田では末広形の木枠で抜いたもので出されるなど、地域によって様々なアレンジがされています。

長崎

長崎
明治時代に、中華料理店の料理人が長崎県にいる中国人達のために考案したのが発祥と言われています。 麺、豚肉、魚介類、野菜を、たっぷりのスープで煮込む栄養満点の料理です。 麺を作る際に唐灰汁というつなぎを用いることで、独特の風味が生まれます。 「ちゃんぽん」は混ぜると言う意味で、まさに中国と日本の味が混ざり合った合作料理です。

熊本

熊本
戦国時代、肥後(現在の熊本県)を治めていた加藤清正が、食糧難の際に馬を食す文化を広めたと伝わっており、昭和40年代からは食用の馬が育てられています。 その切り口が桜色になることから「桜肉」とも呼ばれ、生肉におろししょうがやにんにくなどの薬味を添えて、甘口のしょうゆでいただきます。 今では全国的に親しまれています。

大分

大分
佐伯市の漁師料理として生まれた「ごまだし」は、新鮮な白身魚のエソの身を焼いてすりつぶし、醤油とごまを混ぜたもので、ゆでたうどんにのせてお湯を注いでいただきます。 「ごまだし」は長期保存でき、うどんにのせてお湯を注げばいつでも食べられる手軽さが特徴です。 イワシやアジで作られることもあり、万能調味料として市販されています。

宮崎

宮崎
小口切りにした鶏肉に塩こしょうで下味をつけ、強火の炭火で黒々とこんがり焼き上げた料理で、燻製のような独特の香りと肉の柔らかさが特徴です。 古くから飼育されていた「地頭鶏(じとっこ)」が天然記念物に指定されて食用にするのが難しくなり、新たに外来種の鶏との交配で「みやざき地頭鶏」が誕生しました。 真空包装の炭火焼のお土産品も人気です。

鹿児島

鹿児島
ご飯の上に、細かく裂いた蒸し鶏のささみ、錦糸卵、甘辛く煮た千切りのしいたけ、パパイヤの漬け物のみじん切りを盛りつけ、薬味に島みかんの皮などを添えて、鶏ガラスープをかけてお茶漬けのようにして食べる料理です。 鶏飯(けいはん)は奄美が薩摩藩の支配下にあったころに、薩摩の役人へのもてなし料理として生まれたと伝わっています。

沖縄

沖縄
ゴーヤー(苦瓜)と島豆腐、野菜、豚肉(またはスパム)などを炒めた料理です。 チャンプルーとは、沖縄の方言で「ごちゃまぜにする」という意味で、炒め物のことです。 ビタミンCが豊富で夏バテや疲労回復に効果的とされるゴーヤーは、沖縄では日常的に食べられています。 フー(麩)チャンプルーやソーミン(素麺)チャンプルーなどもあります。
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