車の乗り換えを検討すべき5つのタイミング

車の乗り換えを検討すべきタイミングは以下のとおりです。

  • 車検のタイミング
  • 車の保証が切れるタイミング
  • 自動車税の負担が増えるタイミング
  • リセールバリューが下がりそうなタイミング
  • ライフスタイルが変化するタイミング

1.車検を受けるタイミング

車検は2年に1度(新車のみ3年目)受けることが義務付けられています。2回目や3回目の車検を迎える前のタイミングで車を乗り換えることにより、車検代が抑えられます。
新しい車に乗り続けたいと考えている方は3年を目安に、2回目の車検とメーカーの保証が切れるタイミングを目安にするなら5年で乗り換えを検討すると良いでしょう。

2.車の保証が切れるタイミング

メンテナンス費用や修理費用の負担を避けたい場合は、メーカー保証の切れるタイミングを目安にすると良いでしょう。メーカー保証は一般保証が3年、特別保証が5年となっているケースが多いようです。車の保証が切れると、エンジンやブレーキなどの部品が壊れた場合の修理費用が自己負担となるため、思わぬ出費が必要になる場面があるかもしれません。保証を重視する場合は、カーリースなどを利用して経費を抑える方法もあります。

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3.自動車税の負担が増えるタイミング

できるだけ長く現在の車に乗り続けたい場合は、自動車税の負担が増えるタイミングを目安にすると良いでしょう。2002年から施行された「自動車税(種別割)のグリーン化特例」によって、ガソリン車は13年超(ディーゼル車は11年超)のタイミングで自動車税がおおむね15%加算されるからです。13年も乗っているとメンテナンス・修理費用も負担になるため、乗り換えを検討すべきタイミングでしょう。

4.リセールバリューが下がりそうなタイミング

新車を購入してリセールバリュー(再販価格)を意識して車に乗っている場合は、マイナーチェンジやフルモデルチェンジの発表に合わせて乗り換えを検討すると良いでしょう。マイナーチェンジは2〜4年ほど、フルモデルチェンジは6〜10年ほどの周期で行われているため、リセールバリューを意識する場合は3年から5年が検討のタイミングといえます。

5.ライフスタイルが変化するタイミング

「家族で遠出する機会が増えた」「子どもが独立して大きな車が不要になった」など、ライフスタイルが変化した時期は車の乗り換えを検討するタイミングです。

遠出をする機会が多いなら、より広くて快適な車へ。子どもが独立して出かける機会が減ったなら、小回りの利く軽自動車へなど利用頻度や目的に応じて乗り換えると良いでしょう。転勤があるため数年だけ車を持ちたい、子どもが小さいときだけでいいなど期間限定で車を使いたい場合は、3年や5年で車を手放せるカーリースを検討する方法もあります。

車を乗り換える際に必要な手続き

車を乗り換える際は、以下のような流れで手続きを進めると良いでしょう。

  1. ローンの残債などを確認する
  2. 購入・売却のために必要な書類を準備する
  3. 車を売却する
  4. 自動車保険を変更する

1.ローンの残債などを確認する

まずは車を売却できるか確認する必要があります。車を乗り換えたいと思っていても、自動車税を滞納していたり担保権が設定されていたりすると、車を売却できません。

次にローンの残債を確認しましょう。ローンの残債がある場合でも売却は可能です。その場合は、車の売却代金からローン残債を一括返済することになるため、ローン会社や車販売店へ事前に確認しておくと良いでしょう。なお、売却代金よりもローン残債のほうが多かった場合は、不足分を支払う必要があります。

2.必要書類を準備する

車を購入・売却する場合は、事前に必要書類を準備しておきましょう。

必要な書類には、以下のようなものがあります。

準備が必要な書類 自動車販売店が作成する書類
  • 自動車保管場所車庫証明書(車庫証明)
  • 自動車検査証(車検証)
  • 印鑑登録証明書と実印
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車納税証明書
  • リサイクル券(預託証明書)
  • 委任状
  • 譲渡証明書

ただし下取りの有無などによって、必要な書類が異なります。詳細は車販売店で確認するようにしてください。なお車庫証明書は、車販売店で取得を代行してもらうこともできます。ただし、代行費用がかかるため、安く抑えたい場合は自身で取得すると良いでしょう。

3.車を売却する

車を乗り換える際はまず、いま乗っている車の売却価値を調べましょう。車の売却価格を事前に把握していると、車を購入する際の予算を設定しやすくなるからです。実際に売却する際は、複数の買取業者から見積りを取るようにすると、より高い価格で売却できるでしょう。なお、下取りを提案された場合は、即決せずに他店の売却価格と比較して検討することをおすすめします。

4.自動車保険を変更する

購入した車の納車日が決まったら、自動車保険の変更手続き(車両入替)を進めましょう。車を乗り換える際は、保険の「変更」または「新規加入」の手続きが必要となります。手続きを行わないと、事故が発生した場合でも補償が受けられません。

車両入替の手続きは納車日前に行えるため、早めに保険会社もしくは代理店へ連絡して、済ませておくことをおすすめします。

まとめ

本記事では、車を乗り換えるタイミングや必要な手続きについて解説しました。車の乗り換えを検討するにあたって参考にしてみてください。

※このコラムでご案内した内容は概要を説明したものです。詳細につきましては、取扱代理店または引受保険会社までお問い合わせください。