虫のいないフィールド、澄んだ空気と星空、気温が低いからこそ体に染みる温かい料理など。寒さが厳しいとはいえ、やみつきになる人も多いのが冬キャンプです。しっかりとした防寒対策をすれば、冬らしい自然をゆっくりと楽しむことができます。ここでは、冬キャンプを快適に満喫するためのメンズコーディネートを紹介します。

上質なダウンとハイカットブーツでぬくぬく

とにかく冷え込む冬キャンプは防寒対策がポイントです。厚手のフリースウエアに600〜800フィルパワーほどの高い保温性を備えたダウンジャケットを重ねれば安心。レザーに防水ラバーを縫いつけたハイカットブーツなら、雨や雪の侵入を防ぎつつ、底冷えからも足を守ります。
このコーデでは、薄曇りで、風がない、0~5℃くらいの天気でもすごせます。人によって寒さの感じ方はまったく違うので、寒がりな人は上下アンダーウエアを着たり、温かめのソックスを履いておくといいです。
上半身にカーキやグレーなどの明るい色を取り入れるなら、黒のパンツと帽子でコーディネートを締めて。ダウンジャケットの肩部分と袖口にも黒が入っているため、全身の統一感も生まれます。
また、冬のキャンプでは焚き火や調理など、火を扱うシーンは数多くあります。難燃素材のパンツやジャケットを選んだり、難燃素材のブランケットを上から羽織るなど、火の粉に強い素材のウエアを取り入れることもおすすめです。

光沢のある茶色のダウン、グレーのフリースに黒色のパンツ、焦げ茶色と茶色のツートンカラーのショートブーツ、黒色の耳付き帽子

防水性を備えた高フィルパワーのダウン

羽毛は水に弱いのが特徴。そのため、ダウンジャケットを選ぶ際には、保温性だけでなく防水性もチェックしましょう。今回セレクトしたのは、860フィルパワーもの保温力と20394mmの耐水圧を誇るモデル。雪の上でのキャンプでも安心してすごせます。

ダウンジャケットはナンガのオーロラライトスタンドカラーダウンジャケットミカミ(¥91,300)。光沢のある茶色。

ダウンジャケット:ナンガ/オーロラライトスタンドカラーダウンジャケットミカミ(¥91,300)

フリースジャケットで首元まで温めて

襟が立ったフリースジャケットを着込んで首元を温めましょう。ほどよい通気性もあるため、服の中の熱気を効果的に逃がせるのもポイント。ミックス調(霜降りのような柄)ならスポーティー感もおさえられ、コーディネートを選ばず着られます。

厚手のフリースはナンガのポーラテックフリースジップブルゾン(¥24,200)。グレー。

厚手のフリース:ナンガ/ポーラテックフリースジップブルゾン(¥24,200)

耳当て付き帽子が心強い

冷気から耳を守るフライトキャップをセレクト。毛足の長いフリース素材と中綿をあわせた生地で、耳〜あご下と首の後ろをしっかりと温められます。フリーサイズですが、後頭部のゴムでフィット感を調整可能。

耳当て付き、黒色の帽子耳当て付きキャップ:ボンファイア/フライトキャップ(¥6,050)

コーデ

厚手のフリース:ナンガ/ポーラテックフリースジップブルゾン(¥24,200)
ダウンジャケット:ナンガ/オーロラライトスタンドカラーダウンジャケットミカミ(¥91,300)
難燃素材のパンツ:スノーピーク/焚火パンツ(¥37,400)
シューズ:エル・エル・ビーン/ビーンブーツ6(¥24,200)

 

※掲載内容は、2024年3月現在の情報をもとに作成しています。ご購入の前に最新の情報をご確認ください。

テキスト◎岡田瑛穂
スタイリング◎東美穂
写真◎sono

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